サンニクス技術部の内山です。
突然ですが、弊社樹脂製熱交換器の特長についてこれから何回かに分けてご説明しようと思います。
今回は、特徴その1 「腐食しない」熱交換器であるということ。
弊社熱交換器はその名の通り、オール樹脂製。
チューブユニットはポリプロピレン(PP)
シェルはポリ塩化ビニル(塩ビ)
でできています。
従って、内部に使用する流体が上記樹脂以外の材質(金属など)にふれる恐れは一切ありません。
では、なぜ樹脂を材質として使用するかとい・・・
最大のメリットのひとつは耐食性に優れ「腐食しない」材質だからです。
「腐食しない」ことで次のようなことが実現できます。
- 金属製熱交換器では使用できなかった薬品が流せる
特に、チューブ側は耐薬品性に優れているPPのみを使用しています - 腐食しない=汚れが取れやすい→メンテナンスが容易
金属製熱交換器のメンテナンスは大変・・・という声をお聞きしますが
樹脂製熱交換器は汚れを洗い流すことができます。 - 汚れが取れやすい=熱交換効率が著しく低下しない
チューブ外周の汚れが取れることで
熱交換効率が著しく低下してしまうことを防ぎます。
などなど。
特に、金属製熱交換器が使用できない環境を想定されている
お客様にはうってつけの熱交換器といえるかと思います。
以上、弊社樹脂製熱交換器の特長その1でした。
この続きはまた次回です(続きはこちら)。
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