サンニクスサービスセンターでは様々な家電メーカー様から製品修理を請け負っています。
今回は修理品の受け入れについて少しお話しようと思います。
エンドユーザー様からの修理品の送付
修理品が弊社修理センターへ送付される際は、製品引き取りサービス※1を利用する場合とお客様が運送業者へ直接持ち込む場合の2種類になります。
※1製品引き取りサービスとは、お客様が修理受付窓口で引き取りサービスを希望されると運送業者がお客様のご自宅まで修理品の回収に伺い、修理完了後にお客様のご自宅までお届けするサービスです。
修理品受け入れ時のチェック
破損などの状況確認
サンニクスサービスセンターでは修理品の受け入れ時に必ず梱包状態の確認をします。
箱の破損が無いか、箱から取り出した製品にキズやへこみが無いか梱包状態はどうかなどです。
輸送上による破損場合がある場合は、梱包されていた個装箱等が破損していたりする場合が多いです。
箱に破損が無く中身もいしっかりと固定されている場合は、ご使用上による傷の場合がほとんどです。
入荷時の確認する理由ですが、輸送破損の場合とお客様の使用上に出来た破損かを判別する為です。
この段階で確認をしておかないと、ユーザー様の使用上によるものなのか、輸送上によるものなのか、受け入れ後に弊社社内でつけてしまった傷なのかという区別がつかなくなってしまう為です。
受け入れ時にしっかりと確認を行う事で、修理品に出来た傷の原因の所在を明確にする事ができます。
- ユーザー様の使用上による原因
- 運送業者の輸送時による原因
- 弊社修理センターによる原因
同梱品の確認
また修理品と一緒に同梱されている付属品や書類などの確認も大切な作業になります。
お客様の修理依頼書等が同梱されている場合は、付属品の記載と実際に同梱されているものが入っているかの確認も必ず行います。
修理依頼書が無い場合も必ず受け入れ担当者が確認を行い製品ご返却まで大切に保管を行いお客様にかならずご返却を行います。
この同梱品の確認もしっかりと行う事で、以下の事が明確にする事ができます。
- ユーザー様が付属品を同梱したという思い込みなど。(実際はご自宅等に保管)
- 弊社修理センター内での紛失(あってはなりませんが)
まとめ
受け入れ時に入荷した状況を全て把握しておかないと、後々になって色々なトラブルが発生してきます。
受け入れ作業というと一番簡単なイメージがありますが、入荷した時点の状況把握という点ではとても大切な作業になります。
担当者は毎日漏れが無い様にしっかりと受け入れチェックを行っています。