サンニクスサービスセンターでは、国内メーカー様より石油ストーブ、ファンヒーターなどの石油暖房機器の修理センターの業務委託をされています。
石油暖房機器の修理は季節家電の為、通年を通して修理があるわけではありません。
当然ですが、冬になると修理の依頼件数が一気に増加します。
冬場の人員は多く配置してそれ以外の季節は、修理担当者を減らすといった配置替えを行います。
ファンヒーターの修理でに多い不具合が、ファンヒーターにロックが掛かって使用出来ないといった不具合(故障内容)です。
この不具合は何かといいますと、ファンヒーターなどの近くでシリコーンを含んだヘアスプレーやアイロン用スプレーなどをご使用による事によって発生する故障になります。
ファンヒーターの吹き出し口では当然火災の恐れがありますが、背面の空気取り入れ口(背面のファン)側からシリコーンがファンヒーター内部に侵入するとフレームロッドと呼ばれる部品にシリコーンが付着して誤動作をおこします。
フレームロッドは、不完全燃焼を感知する部品で連続して不完全燃焼を感知するとファンヒーターの故障として使用出来ない状ようにロックされます。
こうなると修理に出すしか方法が無くなってしまいます。
冬場はどうしても寒い為、ファンヒーターを使用しているお部屋でアイロン用スプレーやヘアスプレーなどをご使用になる場合もあるかと思いますが、フレームロッドへシリコーンが付着してファンヒーター故障の原因になりますので別のお部屋でご使用するか換気を行いながらご使用する事をお勧めします。
またせっかく修理をしましてもファンヒーターのご使用環境が依然と同じ場合は、同症状で故障する可能性が高くなってしまいます。
そうならない為にも、ファンヒーターのご使用環境のご変更をお勧めいたします。