サンニクスサービスセンターでは、国内メーカー様の空気清浄機・消耗品部品の生産からアフターサービスまで一貫して業務委託されています。
消耗部品は、空気清浄機用のフィルター・イオンを発生させるパーツの2点の生産を行っています。
こちらのメーカー様の空気清浄機は他社様の空気清浄機と少し変わった仕組みをしています。
通常はファンが回って空気を取り込みフィルターに吸着させるのですが、この空気清浄機はフィルターがファンの役割もかねて回転して空気中の花粉やウィルスなどを吸着させるしくみになっています。
フィルターが回りますので、フィルターのバランスが取れていないと空気清浄機本体で回転時にブレてしまい振動などの原因になります。
このフィルターの初期版では、生産されたフィルターのバランスが取れずに自動車のタイヤと同じくバランサーを使用してバランスどりをしていました。
現在のフィルターは初期版の不具合が解消され、バランスどりの作業を行わなくても正常に回転するようになりました。
フィルター部は、メーカー様になる特殊な機械で折り目を付けてドーナツ状になった物が納入されてきます。
以前は折り目を付ける機械も弊社内に保管していました。
サンニクスサービスセンター内で、フィルターと回転軸になるパーツを特殊な溶剤で接着を行います。
本体内部では1万ボルト以上の高圧イオンでフィルターにホコリや花粉、ウィルスなどを吸着させるため組立完了後にテスターを使用してフィルターの導通試験を行います。
フィルターは、抗アレルギー(花粉専用)タイプと抗ウィルスタイプの2種類の製造・梱包・出荷を行っています。