除湿機用の除湿ローターの生産に追われています。

除湿ローター自体は、発注先のメーカーから送られてくるのですが加工作業と含浸作業、組立作業・梱包作業、をサンニクスサービスセンターで行っています。

発注先のメーカーから納品された除湿ローターの表面の研磨作業を専用の機械で行います。

その後塩化リチウムの水溶液を含浸させます。

塩化リチウムは水を吸着させる性質があります。

除湿ローターに塩化リチウムを染み込ませる事により空気中の水分を吸着するようになります。

その為除湿器にとっては無くてはならない部品になります。

含浸させる塩化リチウムの水溶液は決まった分量で柄杓します。

ポンプを使用して一定量の水溶液を冶具の中に流し込みます。

その後除湿ローターを冶具にセットして含浸させていきます。

組立・梱包作業はまた後日ご紹介します。

最終的に完成した除湿ローターは海外の製造工場へ出荷します。

こちらの国内メーカー様の除湿乾燥機は以前は内部に搭載している2つの小型プラスチック熱交換器も社内で設計性・生産を行っていました。

また除湿器の製造も海外工場へ移転する前は、取引先の製造工場と協力して国内生産を行っていました。

またこちらのメーカー様のアフターサービスに関わる部門の全てをアウトソーシングして頂き、メーカー様・エンドユーザー様の双方へ向けてサービスをご提供しています。