先日我が母校である松本工業高校で開催されたインターンシップの発表会に出席してきました。

インターンシップとは高校二年生が、職場実習を三日間行い進路の決定の為の目標作りを目的として、今年から開催されたものです。当社では松本工業高校から打診があり、母校と言う事もあり二名を受け入れました。

発表会は全校生徒の前で、代表の10名がパワーポイントを使って行い、実習の内容や学んだこと、反省する事等、丁寧に発表していました。

会場は私語など一切なく、全員が発表に真剣に聞き入っている雰囲気で緊張感がありました。その後、受入会社と実習者との懇談会が各教室に分れて行われました。全員の自己紹介の後、先生が主導してディスカッションが行われたのですが、内容に大変に驚きました。

先生が社会に出て働く為に必要な事や、仕事をする上での大切なことなど、質問を投げかけて意見を求めるのですが、そこにいる20名くらいの生徒が一人一人しっかりと自分の意見を述べていました。すごくしっかりしていて、自分のころとは比較にならないくらい優秀な生徒がいることを実感し、ちょっと恥ずかしくなってしまいました。

先生も自分の考えを押し付けるのではなく、引き出すための質問を繰り返すんですね。一人一人が良く考えながら意見を述べていましたが、先生も昔とは明らかに違うと思いました。

自分の意見を良く考えて、しっかり話せる、アピールできること、これがすでにできている彼らは、間違いなくこれからの日本を背負っていく素晴らしいエンジニアに成長してくれる事でしょう。

教育の大切さ、学ぶことの大切さを改めて痛感させられた機会でした。