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樹脂製熱交換器
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社長のブログ

不快指数について

不快指数という指標をご存知かと思います。
汗による体温調整は、主に汗が皮膚表面で蒸発する際に気化熱を奪うことによるものですが、湿度が高くなると空気中に水分が多く含まれるため、汗の蒸発できにくくなります。その際の感覚が、『蒸し暑い』と感じることになります。

気温が上昇しても暑苦しさを感じにくい時は空気中の湿度が低い状態で、逆に湿度が高ければ気温が低いのに妙に蒸し暑さを感じてしまう事になります。

その感覚を数値で表したものが不快指数ですが、75を越えると人口の一割が不快に感じ、80を越えると全員が不快な感覚になると言われています。

計算式はさておき、当社のあります長野県はこれまで昼間の気温は高いのですが、湿度が低くてサラッとした暑さなので、風が吹いたり、日陰に入ることで暑さから逃げることができました。

しかし近年長野県でも明らかに不快指数が上昇しているのが感覚として判ります。日本全体が亜熱帯化していると言われていますが、日本有数の避暑地の長野県ですら、真夏は過ごしにくくなっています。

これを改善する方法としてエアコンがありますが、これは基本的に気温を下げることが目的ですので、湿度を積極的に下げるものではありません。不快な感覚を下げる為に気温を下げますので、不快指数が高くて気温が低い時は、体は寒さを感じてしまいます。これにより体調を崩す原因にもなります。

一方、除湿機は積極的に湿度を取りますので気温が低い時には不快に感じる湿度を下げてくれる事になり、寒さを感じないで不快な感覚をもたらす湿気だけを下げてくれます。しかし気温は下げる事はできませんので、気温が高い時にはあまり向きません。

エアコン、除湿機、扇風機を状況に合わせて使い分けたり、組み合わせることで、この季節の不快指数を下げて、気持ちよい生活環境を作ってまだまだ続く残暑を乗り切りましょう!

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