日経ビジネスの量子コンピューターの特集を読みました。
量子コンピューターが間もなく身近なものになってきそうです。これまでの暗号が瞬時に解読されてしまうくらいの能力を持っていて、処理速度はパソコンの1億倍だそうです。各国や世界的メーカーが総力を挙げて開発を急いでいますが、驚きなのは開発初期1999年当時に要素研究が最も進んでいたのが日本だったという事です。そして現在実用化されている技術も日本で開発されたものだと言う事です。
開発当初日本では研究を継続することへ投資するメーカーも現れず、結局海外のメーカーが目をつけて本格的に実用化にこぎつけてしまったようです。
更に国家として開発にかけている予算は日本45億円、米国220億円と大きな開きがありどんどん引き離されてきそうな状況の様です。
かつてスーパーコンピューターの予算を決める時に、二位じゃダメなんですか?とトンチンカンな質問をしていた人がいましたが、量子コンピューターの開発でも果たして一位になり世界の先端を行くことができるのか、日本の力が試されてきています。
当社ではセミノックダウンと言う生産方式でお仕事を請け負っております。これは日本で品質管理されたものを国内や海外に提供する為の生産方式ですが、すでに2社様と取引が始まっています。
日本の品質管理の高さに期待してお仕事が頂けていると思っていますので、日本の信頼を損なう事無いようにスタッフは緊張感をもって生産しています。
最先端の量子コンピューターの研究に日本の力が生かされていると思うと、同じ日本人として誇りに思いますし、当社もこのプロジェクトを確実に運営して行きたいと思います。