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社長のブログ

東条英機 大日本帝国に殉じた男を読んで

東条英機

「東条英機 大日本帝国に殉じた男」 松田十刻著 を読みました。

東条英機がどのようにして第二次世界大戦に向かっていったのか、東京裁判により有罪になり最後の時を迎えるまでを描いた事実に基づいた評伝小説です。

当然内容は東条英機を中心に書かれていますが、戦争という最悪の事態になぜ日本は向かっていったのか、また、その戦争でどれほど悲惨なことがあったのか、読み進めて行くうちに戦争と平和について深く考えさせられました。

戦争という事実は平和な現代ではともすれば忘れかけてしまいそうですが、300万人以上もの日本国民が命を絶たれてしまったのは紛れもない事実であり、二度と繰り返してはいけないものだと改めて考えさせられました。

当時の事実は今となっては分かりませんが、天皇陛下が最後まで外交による解決を望んでいたのに、なぜ日本政府は戦争を回避できなかったのか、一般市民に対する無差別空襲や核爆弾の投下で大量虐殺をした米国はなぜ国際法的に責められることが無かったのか不可解な点はありますが、やはり戦争は二度と起きないで欲しいものです。

アメリカ、中国、北朝鮮の関係が不安定な状況にある今日この頃ですが、外交による平和的な解決になることを心から願いたいものです。

戦争が無い平和な世界は誰もが願っている未来だと思います。過去の教訓を忘れることなく二度と同じ過ちを繰り返さない事を願ってやみません。

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