最近ジェネリック家電という言葉を耳にします。
ジェネリックと聞くと真っ先に薬が思い浮かぶと思います。
病院等で薬を処方される場合に、
「特許が切れた先発医薬品と同等と認められた医薬品で、研究費や開発費等が余りかからない為先発医薬品より安くなっています。」
などの説明を聞いたことがあると思いますが、その家電版のようなものです。
基本機能をきっちりと抑えつつ、特許が切れた先発製品の技術を使用しているので品質面での問題もなく比較的シンプルな機能の製品が多いそうです。
ジェネリック家電は、あまり家電量販店等では見かけないのですがホームセンター等でよく見かけます。
今まで海外メーカーの物だと思っていたら、調べてみたら国内メーカーの製品がかなりありビックリしました。
今の時代背景もあり、余り必要の無い新機能が付いた高額で華やかな大手メーカーの製品から、基本機能がしっかりとしつつシンプルで低価格な製品へ趣向がシフトしているのでしょうか。
それとも高齢化社会という面から考えても、高齢者が使いづらい多機能でボタンが沢山ついた製品よりもシンプルで使いやすい物が好まれているのでしょうか。
いずれにせよ多くの中小零細企業にも家電製品の開発・販売のチャンスが出てきているのだと思います。
しかし消費者として気になるのは製品購入後の、消耗品の販売窓口や故障時等のアフターサポート面の体制などではないでしょうか?
サンニクスサービスセンターでは、大手メーカー様の精密機器修理~中小メーカー様の家電製品まで幅広くアフターサービス業務をお受けしております。
技術部 小林