サンニクス サービスセンターの水谷です。
大気汚染による健康被害への心配からか、「この空気清浄機はPM2.5をとりますか」というお問合せを時々いただきます。
「とりますよ」とお応えいたしますが、このような問答のあとには、いつも私の心にひっかかることがあります。
今年の夏、環境省がクールビズの取り組みの提案として、香りつきの柔軟剤や
制汗剤、汗ふきシートなどの利用を薦めることが提案されました。
それらは全て化学物質で、室内にただようことによって私たちも知らず知らずに吸い込んでいます。1日20キロの空気を吸っているのですが、その中にどれくらいの化学物質が入っているのか・・・。
洗剤、芳香剤、防虫剤、殺虫剤、壁紙、床や家具のワックス・・・など。
身近にあるものが、室内の空気を汚してしまっていることには、あまり皆様の関心がないのでは、と思うのです。
その証に環境省までもが、前述したクールビズの案を出していたり。
隣国からの汚染物質に着眼されていますが、実際は私たちひとりひとりも空気を汚していることを自覚しなければいけないと思います。
CMなどで洗脳されて買ったもので、自ら空気を汚してしまわないように、っていうことです。