技術部 小林です。
サンニクスサービスセンターでは、数社の運送業者を利用して修理品や消耗部品などの発送を行っています。
またお客様からサンニクス家電修理センターに修理品をご発送頂く場合も、運送業者を利用して修理品が修理センターに届きます。
サンニクス家電修理センターとお客様そして運送業者は切っても切れない関係になっています。
最近ニュースでもよく見るのですが、運送業界は今かなり大変な時期のようです。
弊社でも配送依頼をしている運送業者様より運賃の値上げや
事務社員様の工数削減の為お客様への荷物のお引取りに運送業者のWEB-EDIシステムを利用して、欲しいという依頼がありました。
EDIですが 今更知ってるよとも思いますが、Electronic Data Interchangeの略です。
という事で今回社内の修理システムを運送業者WEB-EDIシステムにも対応するようにプログラムの修正作業を行いました。
たいした内容ではないですが・・・一部簡単な算数とお問合せ番号のだけちょっとしたお話です・・・。
今回のプログラム追加修正の条件は、ものすごいざっくりと下の5件くらいです。
1.送り状番号は、運送業者から指定採番された枠内の番号を使う。
2.出荷量に応じて採番件数を変えるそうなのでマスタ登録して管理できるようにする。
3.データは固定長のテキストファイルで出力。
4.バーコードは、NW-7
5.送り状番号は1度使用(登録して削除した物を含む)した物は、1ヶ月間は使用できない。
こんなところです。
1・2・4について書いてみます。
今回の運送業者様の送り状番号に使用しているバーコードはNW-7という12桁のタイプのもになります。
11桁(番号)+1桁(チェックディジット)
501677910005 ← 以後サンプルで使用
501677910016
501677910020
501677910031
501677910042
501677910053
501677910064
こんな感じです。11桁は連番になってるのが分かると思います。12桁目は0~6になります。
チェックディジットの算出は簡単です。
50167791000(11桁) ÷ 7= 7166827285 ・・・ 余り5(1桁)
で合わせると
501677910005 (12桁)
完成です!!
最初の11桁目を1づつカウントアップさせながらループさせて、チェックディジット(11桁を7で割った余り)を付加して12桁の番号をつくっていけばOKです。
といってもたいていのSQLやプログラミング言語にもMOD関数があるので、そこで余りだけ算出すれば簡単です。
501677910016 MOD(50167791001)
501677910020
501677910031
最終的に採番件数を入力すると、マスタに登録されていくプログラム等々を組み込んでシステム変更完了いたしました。
弊社修理センターをご利用頂いていますお客様、メーカー様には送料の値上げの件につきましては、大変ご迷惑をお掛けいたします。
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