サンニクスサービスセンター技術部の小林です。

製品の詳細はお話しできないのですが、現在サンニクス製造部ではセミノックダウン生産方式で2社様の小型家電生産を行っています。

このセミノックダウン生産ですが、主に自動車などの主要部品を組み立てたものを海外へ輸出して現地で組み立てを行う事で、技術の流出や輸送費等を抑える事が出来ます。

サンニクス製造部門では、輸出ではなく輸入（逆輸入？になるのでしょうか？）して海外で製品の主要個所の組み立てが完了した物の最終工程の組み立て・検査・梱包作業を行っています。

1社様は以前は全て海外で製造していたのですが、品質面等の問題もあり最終工程を日本で行う事により品質面の向上を目的としています。

自動車等のセミノックダウン方式程輸送費の低減は期待できませんが、最終組み立てと検査を日本で行う品質面でのメリットは大きいと思います。

2社様ともまだ生産が始まって間もないですが、日本でしっかりとした最終組み立てと検査をする事で安定した品質を保つ事ができると思います。