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フリーで使い勝手の良さそうなファイル暗号化ソフトをご紹介します

フリーで使い勝手の良さそうなファイル暗号化ソフトをご紹介します

サンニクスサービスセンターの小林です。

無料のファイル暗号化ソフトで良い物は無いかなと探していたら、高機能なフリーソフトがありました。

公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式に対応した暗号化ソフトで、

FileCapsule Deluxe Portableというソフトです。

操作も簡単で、使いやすいと思います。

共通鍵暗号化ソフトだとアタッシェケースなどの良いフリーソフトもあるのですが、公開鍵暗号方式のフリーソフトもあってびっくりしました。

ちなみに公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式で何が違うかをまず説明します。

ちょっとした事に使われているのは、共通鍵暗号方式のソフトかなと思います。

共通鍵暗号方式の特徴

  • ファイルを渡す人ごとに秘密鍵を管理しないといけない。
  • 全て同じパスワードにしておくと万が一Aさんに送るファイルをBさんに送ってしまった場合に複合化されてしまう為注意が必要。
  • 秘密鍵を相手に教える際に気を付けないと、盗聴される可能性がある。
  1. 暗号化アルゴリズム:AES 
  2. 鍵長:(128/192/256bit)
  3. 使用する鍵:秘密鍵

DESが危殆化した為、NISTがDESの後継としてAES制定した。
など

公開鍵暗号方式の特徴

  • 公開鍵と秘密鍵を管理すれば良いので鍵の管理が楽。
  • 相手が自分の公開鍵でファイルを暗号化⇒暗号されたファイルを自分の持っている秘密鍵を使って複合化する。
  • 万が一盗聴されても秘密鍵は自分が持っているので複合できない為安全。
  1. 暗号化アルゴリズム:RSA
  2. 鍵長:512/1024/2048/3072bit
  3. 使用する鍵:公開鍵、秘密鍵

コンピュータの処理性能が向上した事により今まで解読できなかった1024bitでは解読される可能性が出てきたので、
現在では2048bitを使用するようになっています。

上の2つを組み合わせたハイブリッド暗号方式というものもあります。

こちらはWEBサイトの常時SSL化が進んでいますので目にされると思いますが、SSL/TLSで使用されています。

こんかいのソフトですが、2種類の暗号から選べるので、状況に合わせて使用したらとても便利だと思いました。

なかなか良い物が無料で公開されていましたのでご紹介させて頂きました。

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