ハワイで紫外線吸収剤の含まれた日焼け止めの販売が禁止になります。
家電修理業務委託を行っているサンニクスサービスセンター 小林です。
先日ハワイで紫外線吸収剤(オキシベンゾンやオクチノキサート)の含まれた日焼け止めの販売が禁止されるそうです。
サンゴ礁への有害性が指摘される物質を含んだ日焼け止めの販売や流通を禁じる法案に可決されたそうです。
2021年1月1日に発行されるそうです。
これをきっかけに世界中で、このような動きが進んでいくかもしれないですね。
座間味村のサンゴに優しい日焼け止め
沖縄でもサンゴ礁へのダメージを意識して、オーガニックの日焼け止めを使う方が増えてきました。
私自身も数年前から、紫外線吸収剤の含まれていないものを使用するようにしています。
日に焼けたくなければラッシュガード等で肌を出さないようにしています。
マリンショップによってはサンゴに悪影響がある日焼け止めを使用している場合には、ツアーに参加させない業者さんもあると聞きました。
日本でも去年辺りからよく見かけるサンゴに優しい日焼け止めがあります。
2015年頃ごやゆきのさんが座間味村での出来事がきっかけで、クラウドファンディングで出資を募りサンゴに優しい日焼け止めを開発製品化されました。
Instagramでフォローさせて頂いていたので、クラウドファンディング・製品化・発売の件は知っていました。
価格的には安いとは言えないと思いますが、賛同されたマリンショップさんなど色々なお店で見かける事が多くなってきました。
また同じ海に入る方もその考えに賛同して購入されている方も見かけます。
2016年の海水温上昇によるサンゴの白化
2016年の夏には座間味村にいたのですが、この年は台風の接近が少なかった為海水がかき混ぜられずに、浅瀬の水温は上がり30℃以上ある感じでした。
浅瀬のサンゴは完全に白化していました。その年かなり量のサンゴが死滅しました。
この写真に写ているサンゴには藻が生えているがのがわかると思いますが、死滅したサンゴです。(※2018年宮古島)
2年前の白化が起きる前はこのような、カラフルな枝サンゴが一面に広がっていた場所もかなり減ってしまい見られなくなってしまいました。(※2015年宮古島)
以前のようになるには数十年かかるんじゃないかというお話をちらっと聞きました。
以前よりはかなり減りましたが、今も残っているサンゴもあります。(※2018年宮古島)
サンゴの白化現象の一因となるオキシベンゾンやメトキシケイヒ酸エチルヘキシルを含まず、紫外線をブロックする酸化亜鉛を主成分に、ヒマワリ種子油やサフラワー油など保湿効果のある自然由来の成分を配合した「サンゴに優しい日焼け止め」です。ご興味のある方はぜひ見て下さい。自然にも自分にも優しい良い商品ではないかと思います。
温室効果ガスを使用しない除湿器
サンニクスサービスセンターでは、16年前から温室効果ガスを全く使用しない除湿器の修理や製造に関わってお手伝いさせて頂いています。
こちらの除湿器も通常の除湿乾燥機と比べるとかなり高額な商品ですが、除湿性能に優れた上で環境に良くない温室効果ガスを使用しない特許技術を使用した除湿器としてかなりの販売台数を記録しました。
温室効果ガスを使用しない除湿器に取り付けられたプラスチック熱交換器
またその特許技術に必要な要素であるチューブユニット(プラスチック熱交換器)を弊社で開発しました。
モノづくりや仕事においても、その物やサービスに対する思いというものがとても大切なものだと感じました。
共感する人がいるモノやサービスであれば支援してくれる人が必ず出て来るのだと感じました。