修理センターに届いた除湿乾燥機は、開梱⇒修理受付という工程を流れていきます。
その次が見積の際に実際の故障状況の解析作業を行います。
お客様のご申告の内容と実際の故障状況が一致しているかや、他の故障などが無いかの解析をします。
修理品の解析作業は、基本的には修理センターの中でも修理に熟知した修理エンジニアが担当します。
万が一見積に誤り等が発生して追加料金のご案内という事は基本的には難しいからです。
ですので不具合個所の見落とし等があると見積もり金額と実際の修理金額の差異が出て来ることになります。
実際の修理金額がお客様にご了承を頂いた見積金額よりも高くなってしまった場合には、当修理センターの赤字になってしまうからです。
そうは言ってもいくら不具合個所の解析と言っても全て分解しての解析作業を行ってしまうと、実際に修理する時間に近い工数が掛かってきてしまいます。
実際にそれで修理をして頂ければ良いですが、見積金額によっては当然ですがキャンセルされるお客様もいらしゃいます。
ですのである程度のところまでの分解作業等で不具合個所の解析が出来る修理エンジニアでないとこの解析作業はなかなか務まりません。
その為、修理品の解析作業はスピードと正確性が必要で、様々な故障パターンなど修理経験が必要です。